土地の良し悪しを見分ける。家を建てない方がいい敷地の特徴

注文住宅の記事

住宅を建てる際の土地の重要性とは?

新築住宅を購入する際にその時点で
土地をまだ所有していない場合は土地も探して購入することになります。

土地を探す際に「不動産会社や住宅メーカーから紹介してくれるでしょ?」
と考えている方は土地探しや選び方についてもう少し知識を深めることが必要です。 

住宅を建てるのに適した土地であるか適さない土地であるかを判断できないと、後に住宅が完成し実際に暮らし始めてからの様々なトラブルを招くこととなります。

住宅を建てるのに適した土地(良い土地)と適さない土地(悪い土地)には判断するためのポイントがあります。

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土地の良し悪しと住宅の関係は?

住宅購入に適した良い土地とは?

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はじめに、良い土地の条件からみていきましょう。

◎地盤が強い

これは土地を探す際に基本となるポイントです。
どんなに新築で性能に優れた住宅を建てても、
地盤が弱ければ安全で快適に長く暮らすことは難しくなります。 

◎災害に強い

日本は地震も多く、海や川に囲まれている特徴から、自然災害時の影響を強く受けます。
地震に関しては地盤の強さも関連し、
他にも水害を受ける可能性がある地域については過去の情報とその土地のハザードマップからも確認できます。
また土地によっては昔は海や川であった場所もあり、
どのようにして現在の土地になったのかを確認しておくことも重要です。

◎隣地との境界線の有無

候補となる土地が見つかったら、
その土地には隣の土地(他人が所有する土地)との境界線がはっきり示されているかの確認も重要となります。土地の境界線が曖昧だったり認識が違っていると後に大きなトラブルのもととなります。

◎住環境

土地を探す際に注意すべきポイントは土地の状態だけではなく、
その周辺環境も意識してチェックする必要があります。

良い土地が見つかり理想の住宅が完成しても、
いざ生活が始まってみると、不便さがあっては生活に支障が出てきます。

たとえば、交通の便や最寄り駅、バス停までの距離、普段買い物をするスーパーやドラッグストア、病院の種類や数、お子さんがいる家庭では学校などの条件があります。

他にも周辺に建つ住宅やマンション、ビルなどによる日当たりの違いや、公共施設が充実しているか、道路に面している、または近くにある場合には交通量や騒音など、昼間と夜間の違い、街頭の数や明るさなどもチェックすべきポイントとなります。

住宅購入に向かない悪い土地とは?

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土地探しで重要となるのは地盤の強さたお伝えしました。災害への強さも加えて先程あげた基本となるポイントとは別に、住宅を建てるのに適さない土地の条件もあります。

◎土地が低い場所にある

もし住宅を周囲より低い土地に建てた場合、
自分の住宅より高い場所で何か起こったときに、その際生じた被害が低くなっている自分の住居に及んでくる可能性があります。たとえば豪雨による土砂崩れ、土石流、河川の氾濫からの浸水、水害などです。

たとえ大きな被害が及ばないとしても、普段住宅の前にある道路のほうが高いと、雨の日には雨水が住宅側にも流れてきたり、季節や天候の変化による水気、湿気は高いところからは低いところへ向かってきますので、湿度が高い状態が続く住環境となります。

これは住宅性能の例でも説明したように、水気や湿気は住宅の耐久性に影響しますので避けたい条件となります。

◎土地の形が極端でいびつである

土地の形に関しては、その土地の面積が広く、
建築にゆとりを持って工事ができるならば検討の幅が出てきますが、基本的に土地の形が複雑であるほどその形に合わせるための工事も追加で必要になります。

それは土地購入の費用が追加で必要となり、
結果として住宅建築への予算が回らなくなる可能性も出てきます。

土地を選ぶ際のポイントは?

【失敗しない土地選び】元大手HM営業は選ばない!家を建てる時、土地の注意点5選

土地の条件を確認する

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住宅を建てるにはどんな土地が良いのか、また避けるべき悪い土地について説明しました。

しかし、理想の土地探しにはまだ注意すべきポイントがありますので次から説明していきます。

◎法的規制の確認

理想の良い土地が見つかったら、やっと次は家づくりのスタートだ!と喜びたいところですが、まだその土地について確認するべきことがあります。それはその土地に住宅を建てる際の法律で定められた条件の確認です。

土地を購入したら好きなように住宅を建ててよいわけではなく、住宅が建つことによる周囲への影響も考慮する必要があり、そのために必ず一定の制限があります。

土地によって、建物の高さや建ぺい率(敷地面積に対する建築物面積の割合)、
容積率(敷地面積に対する延床面積の割合)などの他にも安全面を考慮した法律に基づく制限が設けられています。

良い土地が見つかったとしても、予め計画していた設計プランがその制限に引っかかるとプランを見直す必要が出てきます。よって、自身が希望とする間取りなどの設計がその土地の法的規制におさまるプランとなっているかもチェックしましょう。

◎優先順位を決め、足を運んで確認

家づくりに求めるこだわりや理想はそれぞれ皆異なります。
住宅そのものに関しては予算や要望の条件によって設計プランにある程度の個別性が求められます。

土地探しでは良い土地に住宅を建てたいという意見は皆変わらず同じでしょう。
しかし合わせて周辺環境、住環境への要望では求めるものが変わってきます。

自身や家族の間で意見を交わし、どのポイントを優先としていくのか予め優先順位をつけ土地探しを検討していくと良いでしょう。

そのためには実際に現地に足を運び、地域の役所での情報収集をしたり、周辺環境の確認も一度だけではなく、時間や天候が違うときを選び何度か足を運ぶことがおすすめです。

実際に足を運ぶことにより、得た情報からだけではわからなかったその土地の雰囲気や、
近隣住民との関わりの様子も知ることができるでしょう。

土地探しの相談は工務店がおすすめ

土地を探す際にどこに相談に行くのが良いのでしょうか。
主に不動産会社・業者、住宅メーカー、工務店、設計事務所などがあげられます。

これらの中で
「理想の家づくりに適した土地であるか」という施主側の視線で考えてくれるのは工務店や設計事務所といえます。

不動産会社や住宅メーカーも良い土地についての知識はあっても設計との関連性をしっかり理解し施主側と同じ視点で考えてくれるかが工務店や設計事務所よりも弱さがあります。
工務店の建築士は住宅を建てるのに適しているか、暮らし始めてからの土地に適しているかを考えてくれます。

また、不動産会社と工務店では土地購入から住宅建築までの資金計画の考え方が異なる傾向もあります。不動産はでは、予算から土地購入分の費用を差し引き、残った費用で住宅建築にあてるという資金計算の方法が多い傾向にあります。

工務店では予算から土地購入と住宅建築それぞれにかかる資金のバランスを考えて家づくりを進めていくため、資金計画も立てやすくなります。
土地を探して選ぶことは、
その後に建てる住宅の耐久性や実際の暮らしやすさに直接影響を及ぼします。
よって正しい知識を持って検討し選択することが重要となります。

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