建売住宅と注文住宅どちらがいいのか?
・早く引っ越せる
・注文住宅で色々と決めるのが面倒
・プロが作った家の方が安心
・実際に完成を見て購入することができる
などなど建売住宅を購入する理由は様々ですが、実際に後から後悔している口コミも多数存在しています。先人と同じミスをしない様に注意してcheck!
建売住宅のチェックポイント一覧
建売住宅の購入を検討する際に、どちらがメリットが多いかというと売主物件のほうです。
売主物件は、売りたい側が直接その物件を販売しており、間に仲介会社や業者を挟まないのでまず仲介手数料が発生しません。
そして、間に入る会社が少ないぶん、後々に「話が違う」「連絡が来ない、遅い」などといったトラブルが起きたときにどこへ連絡すればよいのかもわかりやすいため、話がスムーズに通ることで対応に差が出ます。
よって土地の仕入れから住宅の建築、完成後の販売まですべて売主側で対応している物件であるほうがおすすめといえます。
建売住宅のメリットでも触れましたが、立地条件が決まっている建売住宅は購入前に現地に見学に行き実際に住宅だけではなく、建っている周辺環境も一緒に自分の目で確かめることができます。
駅までの距離や交通の便、スーパーなど普段の買い物で利用する場所、医療機関はどのあたりにどれくらいあるのかなど、暮らし始めてから不便さを感じることがないようチェックしておくことが重要です。
また、地図で見るのと自分の足で実際に動くのとは距離感や道の高低差など感じ方が異なりますので、見学に行く際には実際に物件の最寄りにある交通機関を利用して体感することをおすすめします。
周辺環境にも関連して、見学には時間帯や平日と週末など曜日を変えて行くこともおすすめします。
1日の中で朝と昼間、夕方では道路での人や車の混雑状況、交通量が違ったり、生活音や外から聞こえてくる音もかなり違います。
曜日の違いも同様で、この時間帯はこんな感じなんだなぁというのが予めわかっているのといないのとでは気持ちの面でも安心感となります。
デメリットについてでも触れましたが、建売住宅は既に住宅が完成してる場合にはその土地はもともとどのような状態の土地であったのか、何か地盤改良の工事はされたのかもわかりません。
地盤や住宅建物の基本構造は、耐震性・耐久性に関わってくる部分でもあり、いくら新築でできたばかりの住宅であっても、大もとが弱ければ地震や災害時に被害を受けることになります。
ですので、その住宅が建てられる前の土地調査や地盤調査がされているのか、その結果はどうであったのか、必要な改良・補強工事はされたのかなどが記載されている情報をしっかり確認しておきましょう。
住宅購入ではその建築会社や工務店、住宅メーカーによってアフターサービスの内容や適応となる期間が異なってきます。
また、新築住宅に関しては住宅に関連した法律が定められており、引き渡しから10年間は躯体部分(基本構造︰基礎、梁、柱、壁、土台など)と雨水を侵入防止する部分において欠陥があった場合には補償を求めることができると義務づけられています。
この保証制度は新築住宅であれば必ずあるものですが、住宅メーカーや建築会社それぞれで独自に保証制度を設けていることも多いです。しかし対象となる内容や適応されるには一定の条件があったりしますので、保証内容はしっかり確認しておきましょう。
そして、問い合わせたときの対応の速さについては口コミ評価の中でも多くあげられているポイントでもあります。
問い合わせの内容によって担当する部門や別会社が違う場合もありますので、よく利用するだろう問い合わせ先や担当の部署を予め聞いておき、対応の仕方を詳しく説明してもらえるかもチェックしておきましょう。
先のアフターサービスにも関連してきますが、住宅購入は引き渡しが完了したらそこでおしまいではありません。
実際の生活が始まってからも必要なときには連絡をとり、都度修理や補修する場合が出てきます。
担当の営業マンとは特に付き合いが長くなることや、業者に関しても定期的な検査や修理の依頼をするので、対人間同士、気持ちよく関係を続けたいものです。
誰でも相性の良し悪しはありますが、後にトラブルのもととなったり、購入を後悔することにならないよう見学時からの担当者の対応の仕方や、問い合わせ時の担当会社・業者はわかりやすく丁寧な対応であるかなどをチェックし納得でき信頼に値する相手であるかはとても重要となります。
これらの注意点は建売住宅の購入の場合に限らず、マイホーム購入を検討している場合には確認するべきポイントとなっています。
自身のチェックリストなどに項目としてリストアップしておくとよいでしょう。
建売住宅が合う人、合わない人
建売住宅があっている人の特徴
◎住宅購入の検討時点で土地を所有していない(所有する予定がない)人
⇨建売住宅は土地と建物がセットで販売されています。
すでに立地条件は決まっているため、
土地をまだ所有していない人は住宅と一緒に購入できますので選択する理由のひとつになるでしょう。
◎購入費用が安く、時間や手間を極力かけずに新築一戸建てを購入したい人
⇨マイホームを建てたいけど予算が決まっている、できるだけ安く建てたいという人にはもちろん選択の候補にあがります。
また、たとえば職場の異動や子供の入進学など、引っ越しまでの期限がある人や住宅選びにかける時間や手続きなどを少なく済ませたい人には入居までの期間が短く済む建売住宅の選択が向いています。
◎要望や強いこだわりがなく、シンプルな住宅を好む人
⇨先に述べてきたように、建売住宅は大まかな規格が決まっており、多くの人に好まれるようなシンプルなデザインや間取りが採用されています。よって住宅の設計へのこだわりはあまり重視していないという人に建売住宅は向いているといえます。
◎早くに引っ越したいけど実際に住宅を見てから購入を決めたい人
⇨最近では注文住宅でも完成のイメージをCGでよりリアルに見ることができるようにもなっていますが、やはり実際に現地で自分の目で住宅の内部や設備、周辺環境を見るのにはかないません。入居後の室内のイメージをどうするかや、新たに購入する家電家具の配置などについても早めに検討していきたい人には、購入前に住宅を見ることができる建売住宅は選択の候補となるでしょう。
建売住宅より注文住宅になる人の特徴
◎資金面に余裕があり、住宅建築にかかっても良い人
◎「ここは〜したい」「〜の設備は必ず付けたい」など、
自分の要望やこだわりを重視した住宅を購入したい人
◎建築の構造や工事の進み具合など都度確認しながら完成を見届けたい人
◎住宅の外観にも我が家らしさを求め、他の住宅と違いを出したい人
これらに当てはまる方は絶対に建売住宅をおすすめしません、ということではなく、建売住宅を検討する際に自身の要望の優先順位などをしっかり決めておくことが必要となるでしょう。
実際に建売住宅を購入して住んでみた感想は?
建売は実際の間取りなどが確認できますが、変更が難しいです。
「他の物件を見るのは大変だし、この建売でもいいかな」と、妥協すると後で後悔することがあります。
建売の後悔をブログで赤裸々に告白します。
・建売住宅は変更するのが大変だから間取りは、妥協しなかった!!
建売住宅で後悔しない間取りを選ぶ時は
https://ameblo.jp/hide-my-home/entry-12597080872.html?frm=theme
・部屋の広さ
・部屋の形
・部屋の使い道
をしっかりと決めておくといいよ
・自分は部屋の形で後悔した
いくら広くても使いにくい間取りだったら後で後悔しないためにも、やめた方がいいよ!!!
でも住んで後悔した
また、建売住宅は費用を抑えて購入できる点だけではなく、他の視点からも検討することを挙げている方もいました。
・結論先にのべておくと「注文住宅」も検討すべきだったと後悔しています。
建売6つの後悔 実際に3年以上住んで引っ越したいと思うほど後悔したこと
マイホームを探している方は「建売」に限定せず、一度注文住宅を視野に入れてみるべきです。
・安さだけでなく、生活した後をイメージして、金額と過ごしやすさのバランスを考えましょう。
・結果的には我が家には合ってました。
もちろん金額が注文に比べたら安いのもありますが、幸いなことに不具合がほぼなく、ビックリするくらい何事もなく幸せに暮らせております。・結構住んでから不満が出るもんだと覚悟はそれなりにしてましたが、
建売で良かったなと思う点を教えてください。 – 教えて! 住まいの先生 – Yahoo!不動産
いい意味で裏切られた感じです。
建売住宅は、だれが住んでもいいように、使い勝手がよくできているのだなと思いました。たとえば、対面キッチンや、コンセントの位置、スマートキーなど、住みやすい工夫がたくさんあります。
建売住宅選びで重視してよかったポイント&1年住んで感じたこと | ESSEonline(エッセ オンライン)
・ここに住む前から「ずっと前から住んでいたかのような間取り」は。きっとこれが標準的な暮らしを想定して作った標準の間取りなんでしょうね。
・間取りの素人(購入者)が一切口を出さないで、プロが一貫して設計した間取りだからこそ、不満のない間取りが実現できるのかもしれませんね。
「家は買えない」と諦めていた私が建売を買った理由と買ってよかったこと|建売マニアvol.7 | すみかる 住生活版 – Part 2