家づくりの原点は家を建てたいと望むお客自身、「あなた」のためにあると掲げる「アナタカラ建設」。家を建てたいと考える人たちそれぞれの背景、ライフスタイル、家づくりに望むものと現状など、その答えは異なり、ひとりひとりに合わせて考えていくことが求められると伝えています。
そのためにまず、家づくりへの想いをすべて受け止め、理想の住まいを造るにはどれだけあなた(お客)へ寄り添えるか、その想いを自社の専門職スタッフが集い設計から家づくりの形に変えていきます。
創業から30年以上木造建築を得意としてきたアナタカラグループは、アナタカラ建設とアナタカラリフォームの二社で成り立っています。
今回は「すべてはあなたから」と掲げるアナタカラ建設について詳しく検証していきます。
サイトURL:https://anatakara.jp/
アナタカラ建設公式SNSアカウント
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アナタカラ建設の建築工法・設計の特徴
Point1:” アナタ “だけの家づくりプロジェクト
アナタカラ建設ではまず、最初に注文住宅での家づくりを検討している人で、最終的に注文住宅の建築まで至る人の割合は「≒20%(約20%)」であり、残りの約8割の人たちは検討途中から方向性が変わり、別の住宅を取得しているというデータをあげています。
この理由としては、家づくりを検討する人たちはそれぞれ異なる状況にあり、それに伴う適した家づくりの進め方など、選択の幅が複数あるためであるとしています。
そこでアナタカラ建設では家を建てたいと考えだし、家づくりについての情報収集を始めた段階〜いくつかの住宅メーカーや工務店などからの提案や見積もりを受けて、より具体的な家づくりのイメージを固めていくまでの間が、最終的にどんな住宅を取得できるかに影響する重要な時期であると考えています。
そのためにまずは「アナタ」だけのために、家づくりについてどんなことを考え、イメージしたり、不安に感じているのかしっかり理解していくことから始めていきます。
「アナタカラミーティング」という個別での相談・話し合いの機会を設け、どんな住宅のイメージを持っているのか、どんな流れで家づくりを進めていくのが適しているのか、それらをより具体的に一緒に考え、形にしていきます。そして資金計画や間取りプランの提案などを通して方向性が一致すると” アナタ ”だけのプロジェクトとして家づくりが始まっていきます。
Point2:lot技術の導入
アナタカラ建設では、家づくりにおける独自の取り組みとして住宅をハード面とソフト面に分け、ハード面としては地震に強い木造免震技術を取り入れ、ソフト面ではlot技術を導入し、省エネや快適性がより高まる付加価値の高いモデルハウスをつくっています。(IoTとはInternet of Thingsの略で、モノがインターネットに接続されることにより通信機能をもち、相互作用が可能となる状態。)
モデルハウスにはHEMS(家庭で使うエネルギーの管理システム)とTRee(照明制御システム)を導入しスマートホーム化することでより便利で、快適さの要望が叶う家になっています。
HEMSを使用することによって、家庭での電気機器と接続し家庭での日々の電気の使用量がモニターで「見える化」ができ、エネルギーが無駄に消費されないよう設定することによって節電につながります。
また、TReeは対応する照明器具も豊富にあり、ライフスタイルや要望に合わせた明かりを設計に取り入れることができ、住む人自身でもその日によって明かりを設定し選択できます。
これからの時代は在宅で仕事をする人も増え、家の中で過ごす時間が増えることも考慮し、ますます便利で快適な居住空間づくり、照明へのこだわりも重要になってくると考えています。
今だけではなく、将来も見据えた上での住む人の快適さと、省エネにつながる家づくりに取り組んでいます。
Point3:分譲ブランドも展開
アナタカラ建設では家を建てたいと考えたときに、その思い描いた家と、実際に住み始めた家が本当に住みやすい家であるか、生活しやすい家であるかは家が完成して住み始めてからでないとわからないといいます。では住みやすい家を自分たちが提供するにはどうしたらよいかと考え、家が建つ環境にも考慮し土地開発から建築、販売まで一貫して家づくりを進めていく「いごこちプロジェクト」を提案しています。
住宅の種類としては建売となりますが、アナタカラ建設では、売り手側の利益優先ではなく、住む人のための「居心地の良い暮らしそのもの」を提案しています。
家の完成がゴールではなく、住み始めてから始まる生活のことがいちばん重要であり、住宅そのものの完成だけではなく、様々な条件のバランスを組み合わせた住み心地の良い家づくりがしたいという想いがあります。
周辺環境も含めた日当たりや風の入り方、家具の配置とスムーズな生活動線となる間取り設計、肌触りの良い素材を選ぶとともに、そこにコスト面とのバランスも考慮し、流行りやブランドだけにとらわれない住む人のことをトータルで考えた居心地の良い家づくりも強みとなっています。
アナタカラ建設のアフターサービスの特徴
アナタカラ建設では家の完成後はグループとしてアナタカラリフォームが住み始めてからのメンテナンスや必要に応じてリフォームや増改築、建て替えなどをサポートしています。
アナタカラ建設が建築から担当しているのでその家について構造面などを把握でき、より的確な判断やアドバイスが可能となっています。
アナタカラ建設の住宅性能の特徴
Point1:地震対策への取り組み
◎制震
地震が多い日本において、建物が地震に対して強くあることは重要ですが、強さ(頑丈さ)だけが増していく造りにすると、地震が起きたとき建物にかかるエネルギーも増していくことになります。そこでアナタカラ建設では制震ダンパーを採用し、木造建築を構造面で強くすることに加えて地震のエネルギーを吸収し建物自体への直接のダメージを軽減しています。
アナタカラ建設では極バイリニア特性を持つ制震ダンパー「evoltz」を採用しています。バイリニア特性とは、地震による揺れの大きさに関係なく、小さな揺れからしっかりとそのエネルギーを吸収して躯体の変形を抑える働きをし、建物の損傷を防ぎます。地震の揺れ始めとなる小さな揺れから性能を発揮し、大地震の何度も繰り返す余震にもエネルギー吸収性能は低下することがありません。evoltzB5に関してはさらに進化した特性で特許も取得しており、建物をより長持ちさせることができます。
◎免震「タカラ式フリーリーデッキ工法」
免震構造というのは一般的に、木造よりも建物の重さがある鉄筋コンクリート造や鉄骨造で設計されてきました。近年の木造建築も性能面の向上により重量が増してきてはいますが、免震構造は困難とされていました。木造建築に免震構造を取り入れるには、様々な条件をクリアする必要があり、これまで実際の施工事例も少なく、まだまだ普及が進んでいない状況です。
アナタカラ建設では免震構造を木造住宅に備えることが、安心安全の信頼につながる使命であると捉え、独自の工法を開発し木造建築の免震に挑戦を続けています。
免震構造は、家づくりの基礎の部分に、ベアリング(回転するものの軸を支えるための部品、軸受とも呼ばれる)式の免震装置を使用します。
具体的には、免震装置を設置する基礎部分の上には免震架台を設けた免震層とし、家(建物)全体を免震装置が「支える」役割となり、さらに地震エネルギーを吸収する「減らす」、地震により動いた住宅建物の位置を「戻す」という機能を加えた免震構造となっています。
タカラ式フリーリーデッキ工法は、アナタカラ建設がこれまで培ってきた木造建築技術と、ベアリングテクノロジーが合わさり実現する免震木造住宅であり、繰り返しの揺れを受け流すことによって住む人はもちろん、大切な家財も守り、住宅建物自体へダメージの蓄積も避けられます。そしてアナタカラ建設では、これからの様々な木造住宅に対応することを目的とした工法として、モデルハウスにも採用し、今後のさらなる普及に向けて取り組んでいます。
Point2:断熱性能
アナタカラ建設の家づくりでは住宅の省エネ性能にもつながる断熱等性能等級4の基準を満たす断熱性能としています。断熱等性能等級4とは、省エネ基準として、2022年10月までは最高等級でした。2025年4月以降は法改正によって断熱等性能等級4が、省エネ基準として標準となっていきます。
アナタカラ建設では、断熱材として現場発泡断熱材の「ダルトフォーム」を採用しています。ダルトフォームは発泡系断熱材で気泡の中に空気を閉じ込めている断熱材です。空気が99%を占め、自己接着力が強いので複雑な場所にも現場発泡で隙間なく充填することができ、高い断熱性と気密性を発揮します。また、構造金物を使用している熱橋部(熱が伝わりやすい部分)に施工することで熱の伝わりを抑え結露を防止し、基礎断熱にも対応できることで、冬には床からの底冷えも防ぎます。優れた断熱性・気密性によって室温環境を快適に保ち、冷暖房の使用も抑えることができるため省エネにつながります。
そしてダルトフォームは、発泡材として炭酸ガスを利用し、フロンガスは使用していないので地球環境にやさしく、またホルムアルデヒドなど揮発性化学物質も発生しないため、住む人にも安心の断熱材です。
空気の泡が隙間なく隅々まで埋まることで音も吸収するため遮音性も高くなり、外部からの音が気にならず居心地が良い居住空間となります。
Point3:省エネ性と耐久性
アナタカラ建設では家づくりにおける強みとして地震に備える強い家、一年を通して外気温の影響を受けず快適な居住空間となる断熱性・気密性の高さをあげています。
耐震性に関してはバイリニア特性により大きな地震ではない小さな揺れからもその性能を発揮し、
揺れによる構造への負担の積み重ねを防ぎます。新築時からの構造の変形や歪み、劣化の進行を抑えることで長く住み続けることができます。
また、断熱性・気密性の高さに関しても、家の耐久性を低下させる湿気や結露を予防できるだけではなく、室内温度の差が少なくなることによりエアコンなどの冷暖房に頼らなくとも居心地のよい快適な室内環境となり、省エネによる経済的負担の軽減となります。
アナタカラ建設の家づくりではこれらの性能が互いにプラスにはたらくことによって家の性能を高めています。
アナタカラ建設の家づくりがお勧めな人は?
子育て世帯やライフスタイル
アナタカラ建設では地震に強い木造住宅の実現を目標に長年に渡り取り組んできました。
木造では難しいとされた免震構造の木造住宅も強みとなっています。
そして家づくりに求められる要望は人それぞれ異なり、個々に合った家づくりが進められるようサポート体制が整っています。
小さなお子さんがいる家庭では毎日の育児と家事を両方こなすための動線も重要となり、成長に伴い家の間取りも変化が必要となることも考慮するポイントとなります。
アナタカラ建設では、住む人それぞれの状況変化、家に求められることの違いを個別のミーティングによりしっかり理解し、各専門のスタッフによる的確なアドバイスのもとに家づくりをサポートしています。
地震から自分や家族を守る家、そして毎日の生活、子育てがしやすい家づくりをしたい方にはアナタカラ建設の家づくりはおすすめといえます。
家づくりについて様々な迷いがある
アナタカラ建設では土地探しから新築一戸建て、分譲住宅販売、住み始めてからのメンテナンスやリフォームなど、これまで木造住宅を得意とし家づくりに取り組んできた実績があります。
アナタカラ建設で家を建てた方の中には、
はじめは新築に限らずリノベーションを考えていた方や、敷地面積に制限があり不安を抱えていた方などもおり、様々な状況における家づくりに携わってきました。
アナタカラ建設がこだわる
” あなたのための ”家づくりプロジェクトのとおり、個々によってどんな家づくりが適しているのかを何度も話し合い、意見を交わし理想の住まいが完成しています。
アナタカラ建設では
家づくりにおいてどんなイメージを持ち、どんな選択をしていくかが重要であるとし、家づくりのプロとして一緒に考えていくサポート体制が整っています。
家づくりを考え始めたけれども方向性が定まらない方、
迷いを抱えている方はアナタカラ建設に家づくりの相談をしてみることをおすすめします。
まとめ
アナタカラ建設では「自分の家だと思って建てる」という精神のもと、創業から家づくりに携わる全員が、自分はお客のもうひとりの家族であるとして家づくりへの想いにこだわり取り組んでいます。
工務店としてお客が身近で頼りやすい柔軟な対応力と、家づくりにおいても営業から設計、職人、積算業務まで各専門のスタッフが在籍し、それぞれが細かな部分までサポートができる体制を整えています。
注文住宅を検討する人が、今どの段階にいてどんなことに不安や迷いを抱いているのかを同じ目線に立ち、ともに考え方向性を導き出します。
また、アナタカラ建設の強みはこれまでの木造住宅建築に対する見識と実績をもとに地震に強い家づくりに取り組んでいることです。
これまで木造住宅では難しいとされてきた免震木造住宅を独自の工法によって実現し、住む人の命はもちろん、建物とその中の大切な家財なども守ることで将来の生活を守ることにもつながり、これからの木造住宅に求められる免震の可能性を広げています。
新築はもちろん、土地区画からの分譲住宅やグループ会社によるメンテナンスやリフォームまで一貫した体制で住む人のための要望に応えています。
今家づくりを考え始めた皆さんも、
その想いをまず受け止めてくれるアナタカラ建設に相談してみてはいかがでしょうか。